« 亀の甲長を測るには ~ 曲がり尺(L字型定規)を2つ組み合わせてノギス代わり | トップページ | DVD アモン デビルマン黙示録 »

2006年9月23日 (土)

フェレットや亀の体温を測る(赤外線温度計 Mr. Check TN006/オーム電機)(追記9/23)

 動物病院に連れて行くと,フェレットは直腸で体温を測るが(ついでに付いた糞20060923_060923_thermometer 自体も検査するが),素人ではこわくて出来たものではない。フェレットも病院ではあからさまに嫌がっているし,恐怖からだろう,もらしたこともある。しかし,健康管理の一環として体温は測れるようにしておきたいものだ。そう考えていたら,次の製品(写真)をホームセンターでみかけてさっそく購入した。実は2月には購入していたのだが,部屋のあるところに置き忘れたままとなっていた。

 説明書の通り,耳で測ろうとしたが,フェレットの耳は小さいのでなかなかうまくいかない。そこで,口をあけさせて,口の中の体温を測ってみた。37.6度Cだった。ちなみに私人間の温度は36.0度C(赤外線式)で,脇の下が36.2度C(水銀式)。割とよく測れているような気がするが,本当は直腸での体温測定結果と比較してみたいところ。どれ位違うものか。今度動物病院へ行ったときには(11月のジステンパー予防接種だな),この赤外線温度計を持っていって比較してみよう。

 ちなみに,2月時点ではまだうちのフェレット・カムイ3代目は凶暴な頃だったから,牛皮手袋が必須だった。そんなゴワゴワして汚い手袋では,口を無理やり開けさせることなんか出来なかったから,うまく測定できないなとあきらめて,存在を忘れてしまっていたという訳だ(自己分析)。5~6月頃からすっかり落ち着いて噛まなくなって,口に触れても口を手で開けさせても平気になったからこそ出来る測定方法ではある。

 で,離れて測れるのが利点だから,たとえば甲羅干ししている亀の甲羅の温度とか測るのにも使えそうだ。今室内水槽で甲羅干ししているうちの亀(アカミミガメ)をはかってみたら,水温26.0度に対し,亀の甲羅表面(一番暖かいところ)は29.0度だった。何度くらいまで大丈夫か(熱くなったら亀は自分で水に入るだろうから),何度くらいが適温か興味深いところだ。

「離れてはかれる赤外線温度計『Mr. Check』 TN006/オーム電機」
・ホームセンターで購入時の価格:1980円
・温度測定範囲:-33度C~180度C(デジタル式)
・使用温度  :0度C~50度C
・測定精度  :表示値±2.5度Cまたは±2.5%のいずれか大きい方
・表示分解能 :0.2度C(-9.8度C~180度C),1.0度C(-33.0度C~-10度C) 
・電池    :LR44(1.5V)×2
・電池寿命  :15~20時間
・質量    :約17グラム(電池込み)
・寸法    :長さ83.26mm×幅19.06mm×厚さ19.05mm
・測定領域  :測定距離:測定領域直径=1:1 
・計測時間  :電源OFF状態から約1秒。連続使用時は0.5秒。
・放射率   :0.95(固定)。放射率0.90~0.99のものを測定誤差5%で測定可能。
・測定対象例(表紙の写真):天ぷら油の温度/食品の温度/ペットの体温/エンジニアのツール/アウトドアでの調理
・測定できるもの(一部抜粋):ペットの体温(耳内部)・水・氷・雪・油(天ぷら油)・牛乳・お茶・穀物(ご飯など)・精肉・野菜・パン・果物・バター・ソース・小麦粉・ゼリー・木材・紙(薄いもの)・布(黒いもの)・皮革・毛皮・ガラス(コップ)・陶器・ゴム・土・砂・コンクリート(光沢のないもの)・石板・大理石・石灰岩・レンガ・金属面(塗装されているもの)
・注意    :「当温度計を人間の体温計として使用しないでください。測定結果を保証できません。」(えっ,なのにペットはいいのか?)

【WEBで見つけたオンラインショップの例(保障はしません)】
http://www.rakuten.co.jp/e-price/627365/627402/702568/
http://store.yahoo.co.jp/e-price/07-6105.html
離れてはかれる 赤外線温度計

2006-09-23 懶道人(monogusadoujin)

【追記(9/23)】

追記その1)赤外線温度計自体の誤差
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 赤外線温度計自体の誤差について指摘があったので,亀の水槽の水温の測定を試してみた。亀の水槽内に入れてあるデジタル温度計(日本動物薬品株式会社「マルチ水温計」。水温と室温の最高最低温度を記録可。分解能0.1度C。測定精度±1度C)だと26.5度で,赤外線温度計(表示値±2.5度Cまたは±2.5%のいずれか大きい方)だと26.2度。まぁまぁのところのようだ。

追記その2)測定部位による体温の差
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 飼育本に書いてあるフェレットの体温というのは「直腸体温」であり,「口内体温」でない。直腸体温37.8~40.0度が健康なときの範囲らしい(アニファの飼育書)。で,「口内体温」の場合は「直腸体温」とどのくらい差があるのだろうか?

 まずは,よく研究されている動物の一種である「人間」で,調べてみよう。ちょっと思いつくだけで,体温の測定箇所は,脇の下や口内,耳,直腸と4つ有る。
  http://odn.okwave.jp/kotaeru.php3?q=2216876
   ODN Q&Aコミュニティ:QNo.2216876 体温の正しい計り方-脇の下?舌の下?
  http://igaku-to-kenko.net/jiten/archives/2005/07/post_135.html
   体温測定/医学と健康の用語集
  http://www.guide.metro.tokyo.jp/type_b/gd13khtsholtb_in01.asp?ans=1,1&rim=0&ans_cnt=0&res=1
   東京都こども医療ガイド/病気やケガの対処のしかた>熱が出た 1
あたりを見てみると,人間の場合
  口内 :直腸より 0.3~0.5度C 低い(脇の下より 0.2~0.5度C 高い)
  脇の下:直腸より 0.5~0.8度C 低い
だそうである。ただ,脇の下は汗をかいたりして誤差も大きいらしい。私自身が,口内を赤外線温度計で測ったのが36.0度Cで,脇の下を水銀の体温計で測ったのが36.2度Cだから,ほぼ合致しているとは言えそうだ。ただ,
  http://www.2438-jibika.jp/thermo.htm
  鼓膜体温計 論文・要約
あたりを見ると,それもよくわからなくなる。赤外線鼓膜体温計による1,132人の鼓膜温を測定し,予測式病院用電子体温計腋下1分計で腋窩温も測定し鼓膜温と比較したところ,
  ・鼓膜温は40歳代が10歳代,20歳代,50歳代,60歳代,70歳代との間に有意な高温。
  ・鼓膜温の平均は36.54度C,腋窩温の平均は36.53度Cで両者に有意差は無し。
  ・男性は鼓膜温の年代別の差は無し。
  ・女性の鼓膜温は30,40歳代にピーク。
  ・女性の20歳代までは鼓膜温が腋窩温より低温。30歳代以降では逆。
ということで,上の口内・脇の下の数値(根拠)もどうも怪しいところがある。だんだん,訳がわからなくなってくる。

で,フェレットの場合はどうなのだろう? 犬の場合は下記に資料があった。
  http://www.retriever.org/shop/kaigo/pettemp.html
  http://www.retriever.org/shop/kaigo/taion2.html
  1秒電子耳体温計 Pet-Temp
  「中核温(耳~鼓膜の体温)が安定している時、耳体温と直腸温の差は±0.6度C程度」
プラスマイナスの誤差だ。とりあえず,直腸と耳と口とで大体同じくらいと思っていればよさそうだ。これが結論。しかし,もっとちゃんとした資料が欲しいところだ。やっぱり次回の動物病院通院(ジステンパー予防接種)時に測定・比較してみるのが確実・早いかもしれない。

|

« 亀の甲長を測るには ~ 曲がり尺(L字型定規)を2つ組み合わせてノギス代わり | トップページ | DVD アモン デビルマン黙示録 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フェレットや亀の体温を測る(赤外線温度計 Mr. Check TN006/オーム電機)(追記9/23):

« 亀の甲長を測るには ~ 曲がり尺(L字型定規)を2つ組み合わせてノギス代わり | トップページ | DVD アモン デビルマン黙示録 »