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2006年11月 1日 (水)

「オコジョさん」(8)

 宇野 亜由美(2005.5.10).株式会社小学館/花とゆめCOMICS.ISBN4-592-17178-0.390円(税別).

 ついに最終巻。8年間続いた「オコジョさん」シリーズともこれでお別れかと思うと,感慨深い。1999年12月にフェレット(初代カムイ)を飼い始めてからもう7年近く経つわけだから,まぁ一緒に歩んできたようなものだ。飼う前からも,亀関係で野村獣医師の本やアニファは買ってた訳で,亀と共にフェレットのこともよく聞き知っていた訳だし。

 ヤンキーな性格の主人公「オコジョさん」(まんまの名前だ)。陽気なイタチ科,なんでも首をつっこみ,穴があると出られるかどうか後先考えずにとりあえず入ってみる性格,遊ぼうとジャンプしてとびついてきたりとか,まぁ,よく特徴をとらえていると思ったものだ。本巻では著者は実はイタチ科は飼ったことはなく,気難しく何を考えているかわからない,しかし著者にはよく懐いていたチロという猫をモデルに「とか思っているのかしらん」といったシーンを描いたという楽屋裏の話が載っていて興味深い。

アニメ化もされた作品ではあるが,コミックスの売れ行きにはつながらなかったらしい。作者は御殿がたつと期待していたらしいのだが,アニメ化され人気が出てもコミックスが売れないと印税収入にはつながらないそうだ。天然記念物にも指定のあるオコジョでは,ペットブームにはならなかったろうし,出てくるフェレットの「たっちん」の描かれ方がいまいちだったしなぁ。もっとも,このフェレット,噛み癖やいたずらがひどくて何度もペットショップに出戻りし,性格が歪んでしまったような記述があるので,その点では今のカムイ三代目に通じるところがあるのかなぁ,とも思う。カムイも,たとえばトイレのわずかな隙間を見つけて戸を開けて侵入しようとするが,何度か追い返すと,あきらめてちゃんと出て行く(入ってこようとしなくなる)。初代・二代目では考えなれない,あきらめの良さ・あるいは遠慮(?)で,もしかしたら,前の飼い主に虐待されていて何か心の傷を持っていたのかなぁとも思ってしまう。噛み癖がなくなり甘えん坊で,よく後をついてくる三代目にはすっかりメロメロなのだが。

2006-10-31 懶道人(monogusadoujin)

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