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2011年8月16日 (火)

「Collinsコウビルド米語版英英和辞典(CD-ROM付)」付属ソフトの欠点解消について(Logophileほか)

 北与野の書楽で「Collinsコウビルド米語版英英和辞典(CD-ROM付)」(CCJAD)を購入した。すでに,OALD8(Oxford Advanced Learner's Dictionary 第8版,ただし直輸入版のCD-ROMタイプ)や,電子辞書(Canon)のOALD7版,古本で百円で手に入れた「旺文社シニア英英辞典」(英英和辞典)とか持っているのだが,完全文で語義を定義するコウビルドの方式に興味を持っていて,たまたま書店で実物を見ることが出来たので,なかば衝動買いした訳である(といっても,30分ぐらい現場で悩んでいたが)。

 Amazonでの口コミ評判にたがわず,書籍は優れているが付属ソフトの出来はとても悪いものだった。大変苦労してようやく解決できたが,当初のEeePCのSDメモリに保存する案は不可能と判った。外付ハードディスクにインストールして使うため,機動性が劣る。もっとも機動性だけであれば電子辞書が一番ではあるが。

以下は,Amazonのレビュー(口コミ)として作成した文章だが,投稿した後に気づいたら800文字の制限があるそうで,大幅超過である。書き直し(大幅削減)は面倒なので,とりあえず,ここに掲載しておこう。

それにしても,ブログに書くのは久しぶりだ。

※ amazon.co.jp でCCJADをオンライン購入する場合はこちら → 【Collinsコウビルド米語版英英和辞典】

2011-08-16 懶道人(monogusadoujin)

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CCJAD付属ソフトの欠点解消について(Logophileほか)

初代5万円パソコン(EeePC)(内蔵SSD 4GB。SDメモリ16GB+外付USB-HDD)の環境で「Collins コウビルド 米語版 英英和辞典 CD-ROM付」(以下「CCJAD」と略))の付属ソフトを試したところ,皆さんの書かれている現象ほか下記の現象に遭遇し,かなり難儀しました。が,いくつかは解決できたので報告します。

【問題点と解決方法】
(a) FAT32(SDメモリや一部の外付HDD等)にはインストールできない。

・「juxtaposition.mp3」の箇所で「Setup cannnot write to destination file」のエラーが発生。

・エラー発生時のインストール先のSDメモリ「D:\Program Files\CCJAD\soundclips」フォルダのファイル数は33,937個。マイクロソフト社情報で,FAT32の場合はフォルダ内のファイル数に制約があることを確認。最大65534個で8文字より長いものはロングファイル名と8+3文字の2つのファイル名が必要になるため,もっと少ない数で限界が来てしまうと判明。

・インストール先を外付USB-HDD(NTFS)に変更したところ,インストール成功した。成功後のsoundclipsのファイル数は66,208,容量は289MBだった。小さなMP3ファイルが多いため,クラスタサイズの関係から「ディクス上のサイズ」は373MBに膨れ上がっている。(NTFSのHDDへのインストール時に要求された容量は468,280KB。一方,FAT32のSDメモリにインストールしようとしたときに表示された要求容量は2,232,000KBと桁違い。)

(b) インストール時間が長すぎる(当方環境では5時間以上)。外付CD装置(実際はDVD-RAM)が過熱したらしく,途中でインストール失敗してしまった。

・CDの内容をあらかじめ外付HDDに複写してからインストールしたところ,成功した。このとき,念のため(プロテクト対策のため),CDをセットした状態でHDDの CCJADWinInstaller.exe を実行した。CDセットが必要不可欠かどうかは確認していない。インストール後はCDは不要。

・再インストールの時間は大幅に短縮できることがわかった。すなわち,インストール成功後の soundclips フォルダ内容を他に複写しておき(私はZIP化しバックアップした),インストール前に,あらかじめ再インストールするフォルダ(\Program Files\CCJAD\soundclips)に戻しておいてからCCJADWinInstaller.exe を実行すればよい。CCJADWinInstaller.exe 実行後インストール完了までにかかった時間は30分と大幅に短縮。

・なお,zip化したsoundclipsフォルダ解凍時,Windows XP SP3 OS標準搭載のZIP解凍機能では何故か672ファイルしか認識しなかったので(圧縮後のサイズは257MBと問題なし),Lhaplus 1.59 を新規インストールして解凍したら成功した。つまりは OS標準機能でのZIP化自体は問題なかったようだ。

(c) 「come」を検索したところ,「ムービー内のスクリプトが原因で,Adobe Flash Player 9 の実行速度が遅くなっています。このまま継続すると,応答しなくなることがあります。スクリプトの実行を中止しますか?」が出て,「はい」,「いいえ」のどちらでも固まってしまった。

・シェアウェアの「Logophile for Windows 1.5.2」(2011/07/23)を作者のページ( http://dicwizard.jp/logophile/ )からダウンロードし,インストール(およびインデックス作成)したところ,この問題は解決できた。ちなみにVectorに有った旧版の 1.5 は当方環境ではインストール中にブルーバック発生してOSが再起動してしまい駄目だった。2度目も再現したのでこの版はあきらめ,作者ページで最新版入手したところ,こちらは問題なかった。

(d) 「Logophile」の利点と欠点

・「Logophile」は起動が早い(瞬時)。オリジナルの電子辞書では,44秒くらいかかった。

・「Logophile」は[環境設定]で本文とリストのフォントのサイズを変更できる。老眼なのでこれはありがたい。

・「Logophile」のユーザーズガイドに書かれているが,「書籍の英英和辞典は書籍の英英辞典から項目を減らして和訳をつけた構成になって」いるが,CD-ROM版には「削られた項目も和訳無しの英英の状態で収録されて」おり,「Logophileではこれらも検索・表示できるようにしてあります」とのこと。実際,「Japanese」や「Pole」(ポーランド人),「ferret」,「terrapin」は,書籍やオリジナルCD-ROMの電子辞書では見出しに無いが,「Logophile」では表示される。ただし,ユーザーズガイドに書いてあるように和訳の表示は無い。もっとも「holy」のように書籍では例文に和訳が記されているものでも電子辞書には和訳載っていないものもあった(オリジナルの電子辞書では「undefined」と表示される)。

・他の辞書ソフトとの串刺し検索(一括検索・統合表示)が可能。当方はOALD8(Oxford Advanced Learner's Dictionary 第8版,ただし直輸入版のCD-ROMタイプ)で試したが,問題なかった。

・オリジナルの電子辞書では,本文内を指定しての検索が出来なさそうだが(CCJADだけでなくOALD8でも),「Logophile」では[本文内のテキスト検索](Ctrl+F)が可能。[検索語に色をつける]ことが可能なので,結果が見やすい。

・CCJADオリジナルの電子辞書にある,本文中の単語のダブルクリックでその語の説明を表示する機能は無い。

・「Logophile」では音声は出るが,画像等には対応していない。また,音声もボタンを連続して押したとき等は最初の部分が欠ける傾向がある。(「deport」の「de」が聞こえない・聴きづらい)

・「Logophile」には,「クリップボードの語を検索」する機能がある。WEBブラウザ(Internet Explorer)や他のアプリケーションとの連携が容易。おそらくこれはCCJADオリジナルの電子辞書には無い機能だろう。(OALD8のGenieはこれより上を行っていてカーソル位置の語を自動で訳表示する機能あるが,すべてのアプリで使える訳でないし,動作が不安定なときもある。)

・「Logophile」はウィンドウサイズが横幅が広めで最低442ピクセル有る。CCJADオリジナルの電子辞書で「Pop-up」にしたときは幅最低205ピクセル,OALD8のGenieは最低255ピクセル。当方 EeePC の800×480環境で他アプリとの同時使用時はいささかきつい。

・「Logophile」のインデックス容量(Logophile Preferencesフォルダ)は,全文検索有効にチェックを入れた状態でCCJADが100MB程度。OALD8追加でも420MB程度。ファイル数も絞ってあり,これならSDメモリ(FAT32)上にも保存可能。実際,CCJAD(本体USB-HDD上)とOALD8(本体SDメモリ上)の串刺し全文検索(「come over」)を試してみたが,外付HDDにインデックスを置いた場合は14秒に対し,SDメモリ16秒と大差なかった。インデックス作成にかかった時間はCCJADが20分程度,OALD8が30分程度。(やり直したら合わせて80分ぐらいかかったので,あくまで目安。) インデックス保存先を本体プログラムと別に指定(変更)できるのは利点の一つではある。ただし,レジストリに保存先を持っているため,複数別ドライブ(内蔵と外付)に別々にインストールしてモバイル時と自宅とで使い分けるようなことはおそらくは出来ないだろう。

・「Logophile」が,「複数の語は成句として検索」する機能を持っているとはいえ,検索結果は目的の箇所が直に表示される訳ではないので,[本文内のテキスト検索](Ctrl+F)を行う必要がある。私は電子辞書として「Canon wordtank S502」を持っているが(OALD7とジーニアス英和大辞典等を搭載),こちらは「成句」や「例文」を対象とした検索が可能で,リスト表示はプレビュー付きで掲載箇所そのものずばりが表示され,目的箇所に早く達することが出来る。CCJADを搭載した電子辞書はなさそうだし,セイコーインスツル(SII)のCOBUILD搭載の電子辞書は高額でしかも遅いとのamazonでの評判なので(2011-08-16時点),いますぐ可能な解決策はなさそう。シェアウェアの全文検索ソフト「KWIC Finder」みたいな一覧表示&プレビュー機能が「Logophile」にあればよかったのだが,残念。

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