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2018年2月24日 (土)

カード式体温計(2)他の体温計と実際に比較

【概要】
 2018年2月12日に楽天市場で注文していたカード式体温計(液晶体温計,色調表示式体温計)【ミニチェック】が,2月17日に到着したので,さっそく個人的に試してみた。ついでに他の方式の体温計とも比較してみた(素人の測定ではある)。 結果,電子体温計(脇下専用)の予測値(15秒後)はばらついたが(0.5度高~1度小),実測の方は,電子体温計(約10分後にブザー),カード式(舌下1分,脇下3分),水銀式(古くからある方式。脇下3~5分だが今回は約10分後)共,ほぼ同様の値を示した。舌下の方は温度が脇下より少し0.3度くらい高めのときもあったが,同じ値のときもあり,カード式体温計もまずまず信頼のおけそうなことがわかった。
 舌下1分と,電子式に迫る時間で,実測式ならではの信頼の置ける結果が出るのはありがたい。脇下式だと,セット時にうっかり電源ボタンに触れてしまい,測定できてないことが多発する問題があったし,脇に挟んでいるのを忘れてしまう問題もあった。電池消耗でそもそも測定できなかったり,電池の接触不良(酸化膜?)で分解掃除の面倒があったり,とかの問題もあった。(使い捨ての電子体温計が売られているのはそのためなのだろう。) 非接触式の赤外線方式は誤差がとかく問題になっている。
 この方式なら,認知症の人でも電子体温計の操作に困ることがないし,口に咥えた状態なら周りの人がチェックしやすいだろう。ただし,誤飲しなければよいが,という問題はあるが。また,ペラペラなので,普通の電子体温計以上に,脇下だと存在を忘れやすい。よって,脇下測定は向いてないと判断している。

2018-02-24 懶道人(monogusadoujin)

20180224_22

【測定に要する時間】
・カード式体温計【ミニチェック】実測式:舌下1分,脇下3分
・電子体温計 オムロン MC-680(わき専用):予測15秒,実測10分(共にブザーが鳴る)
・水銀式体温計(平型) 森下仁丹:実測3~5分

【測定結果】(2018-02-18,当方,少し熱っぽい)

(1) カード式体温計【ミニチェック】実測式:舌下1分,脇下3分

舌下: 37.1 (11:49),37.3 (12:00),36.9 (13:04)
脇下: 36.7 (12:16),36.4 (12:59。忘れてずり落ちてた)

(2) 電子体温計 オムロン MC-680(わき専用):予測15秒,実測10分(共にブザーが鳴る)

予測値: 35.9 (11:49),37.4 (12:02),37.0 (12:04),37.1 (12:07)
実測値: 36.8 (11:59),37.0 (12:17)

(3) 水銀式体温計(平型) 森下仁丹:実測3~5分。2本使用(A,Bとする)

A: 36.95 (12:00),37.00(12:17)
B: 36.80 (12:00),36.95(12:17)

【補足】
・カード式の0.1度刻みのメモリ(色粒)は,黒→緑と色変化するのだが,案外この色変化は見づらい。もっとわかりやすい色はなかったものか。もしかすると,私の父のように色弱の方にはあるいは見やすいのかもしれない。スマートフォンアプリに
   https://play.google.com/store/apps/details?id=asada0.android.cvsimulator&rdid=asada0.android.cvsimulator
   色のシミュレータ
   「様々な色覚特性を持つ人の色の見え方を体験するための色覚シミュレーションツール」
というのがあるので,試してみた。確かに,いずれのタイプ(C:一般型,P:1型,D(2型),T(3型))のいずれでも,ちゃんと識別できるようだ(写真)。写真は36.6度。微熱は下がったようだ(25時頃)。このアプリは画面を4分割し,4タイプすべてを一括表示できる機能があり(また,写真に撮れる機能があり),便利だ。

20180224_2

・舌下1分は時間短くて便利なのだが,使用後にいちいち洗わなければならないのは面倒ではある。乾燥はティッシュで軽くふき取って置いておけばよいので,そう面倒なものではない。むしろ,小さなものだから,落としたり風で飛ばされたりしないかが不安。「使用上の注意」として「感染が疑われる場合は再使用はしないでください。」「個人でお使いください。」「誤飲の恐れがあるときは,脇の下で使用してください。」「幼児/高齢者のご利用の時には,保護者等の監視のもとにお使いください。」,さらには「保管上の注意」として「ご使用後の再使用は中性洗剤,石鹸もしくはアルコール等で洗い,乾燥させて清潔に保管してください。」とある。もしかすると,この体温計だけでなく,今どきの体温計には,似たことが書いてあるのだろうか。

・呼び名はいろいろ有るようだ。「カード式体温計」「液晶体温計」「色調表示式体温計」とか書いてある。さらに入っていたケースに「(C) 2013 Medical Indicators,Inc. Hamilton,NU 08619」と書いてある。
   http://medicalindicators.com/
   Medical Indicators - Homepage - The Next Step in Infection Control
の「Our Products」を見ると,「NexTemp」を「Wallet Cards」に箱詰めしたもののようだ。「Shelf Life: 5 years from the date of manufacture」とあるので,製造後5年の保管期限があるらしい。Amazonで見かけなくなったのはこのせいだろうか? 2013年製だと2018年が保管期限ということになる。

上記WEBサイトには,
「Safety: Non-toxic, mercury-free, latex-free」(安全性:毒性なし,水銀なし,ラテックス(ゴム製)でない)
「Maintenance: Non-breakable, no calibration or batteries required」(破れず,校正の必要なし,電池不要)
などの説明が興味深い。「Washable Plyable Plastic」(洗えて,しなやかな,プラスチック)といった説明も有る。
価格表を見ると1枚1ドルぐらいのようだ。ただし千枚単位で発注。「Proof Charge」って保証金のことかな? 3千枚以下でかかる費用のようだが。

【購入店】
https://item.rakuten.co.jp/peaceup/10009547/
カード式体温計【ミニチェック】
(液晶体温計)(色調表示式体温計)

以上

【201802-25追記】
 予測式(脇下15秒),カード式(舌下1分),水銀式(脇下5分。上記B~低めに出た方)で測ってみた結果が下記。予測式が高めに出るようだ。
 カード式(NexTemp)は測定可能温度が 35.5~40.4℃と幅が狭いのが,残念なところだ。35.5より体温低いとすべて緑,40.4以上はすべて黒になる。

YYYY-MM-DD HH:MM~  予測式  カード式  水銀式
2018-02-19 19:41~  36.1   35.6    35.87
2018-02-21 18:28~  36.4   35.6    35.7
2018-02-22 18:41~  36.1   35.7    35.90
2018-02-24 08:55~  36.6   36.3    36.12
2018-02-25 12:45~  36.5   36.3    36.09

以上,追記。

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